ダークチョコレートやハーブのような風味、複雑な余韻
ダークチョコレートやハーブのような風味が口の中で柔らかく拡がります。 厚みのある飲み口と複雑な余韻が癖になるコーヒーです。
データ
品種:オナンガンジャン、 アテン、ティムティム他
地区:スマトラ島北部 フタジュル
標高:1,450m~1,600m
精製:スマトラ式
スマトラ島北部トバ湖の東南に位置するフタジュル地域でこのコーヒーは栽培されています。トバ湖はカルデラ湖として世界最大であり、昔から伝統部族バタク族によるコーヒー栽培が行われてきました。「マンデリン」という呼称に代表されるスマトラ島のコーヒーは、数年前から低迷する生産量に加え、特殊な買付状況(未乾燥のパーチメントの状態で売買)により大手輸出業者が撤退を余儀なくされ、地域に根ざした中小業者と地元農家との深い繋がりにより、地道にコーヒーを作り続けています。小規模生産者から集められたコーヒーチェリーは手動パルパーで果肉除去後、10~12時間のドライファーメンテーションを行います。その後、フローター選別と3回の水洗、3回のハンドピックがなされ丁寧に精製されます。