Event:モノ語り vol.3【シーサーから観る沖縄】1月24日(金)19:00~
Event:モノ語り vol.3【シーサーから観る沖縄】1月24日(金)19:00~
Event:モノ語り vol.3【シーサーから観る沖縄】1月24日(金)19:00~
Event:モノ語り vol.3【シーサーから観る沖縄】1月24日(金)19:00~

Event:モノ語り vol.3【シーサーから観る沖縄】1月24日(金)19:00~

価格
1,500 円(税込)
数量
+
-
只今品切れ中です。

5,500円以上ご購入で送料無料

※送り先1件につき ※沖縄・離島は除く。

モノ語り vol.3
【シーサーから観る沖縄】
獅子(シーサー)を飾る習慣は世界的にその例があります。沖縄では、二種類のシーサーが広く見られます。一つは、石製の大きなシーサーで、火返しシーサーと呼ばれることからわかるように、集落の入口に置かれて、集落内に悪い霊や災害が入るのを防ぐと考えられています。この石のシーサーよりも歴史の新しい漆喰のシーサーがあります。大正時代に赤瓦屋根の家が普及して、瓦職人が施主に瓦葺きが完全したときにプレゼントした屋根に置かれた漆喰のシーサーです。今回は、この屋根シーサーについてお話します。

漆喰シーサーは、瓦葺きの職人が作ったものですから、即興的で、専門的な造形によるものではありません。基本的には、その家の敷地への入口に向くように作られ、建物や敷地の形によって、その場でシーサーの向きや姿勢を決めなくてはなりません。そのため、かえって多様で素朴、面白みがあり、個性的です。よくシーサーの顔付きは、作った職人に似るといわれます。しかし、その千差万別の表情はきわめて魅力的で、柳宗悦はシーサーを沖縄の民藝的な彫刻の筆頭にあげているくらいです。実例をあげて、漆喰シーサーつくりについてもふれたいと思います。
松井 健

--------

語り手:松井 健
1949年 大阪生まれ。
東京大学 東洋文化研究所教授を2015年退官。
東京大学名誉教授/金城次郎館( 沖縄県南城市) 館長/芦屋大学 特任教授/京都大学 理学博士
多岐にわたる趣味と深い知識を持ち、特に日本の工芸品に対する愛情が深い。

--------

モノ語りとは…
フィールドワークを通して世界中のモノを見てきた松井健さんが自分の好きなモノについて熱く語ってくれる場です。何か に熱狂し、突き詰めた人の話ほど面白いものはありません。話を通して、モノの新たな価値や魅力を発見し、あなたの日常 に彩りを加えてください。お気に入りのカップでコーヒーを飲みながら、語り手の情熱に触れましょう。

【開催場所】
OBSCURA COFFEE ROASTERS Home
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-36-10
【開催日時】
1月24日(金) 19:00-20:30

!ATTENTION!

※「モノ語り」のご予約につきまして、キャンセル及び返金ができませんのであらかじめご了承ください。
※お気に入りのカップを1つお持ち下さい。お持ちでない場合はこちらでお貸し致します。(使い終わったカップは帰る前にこちらで洗いますので、ご安心ください。)
※日付・場所ともにお間違いのないようにご確認お願い致します。
※ご予約はクレジットカードのみとなります。
※事前にこちらから資料等の発送はございません。当日直接開催場所へお越しください。
※直前(前日の18時以降)のご予約はお手数おかけいたしますが、お電話にてお問い合わせの上お申し込み下さい。